根っから固い人なんていない

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スッゲー

頭の固い人が

いる。

 

これは

こうあるべき。

 

あれは

あああるべき。

 

完璧で

あらねばならない。

 

これは

許されない。

 

・・・そんなことばかりを

言い続ける

人がいる。

 

私は

そういう人ほど

あるがままを

見つめる。

 

じーっと

その人を見つめて

いると、

 

その人が

腰を振りながら

踊っている姿が

浮かんだりする。

 

「そんなこと

どーでもいーじゃ〜ん!」

 

と言いながら、

クネクネと

踊っている姿が

観えたりする。

 

それは

イメージではない。

もちろん、

私の妄想でも

ない。

 

その人の

実在である。

 

それを観たとき、

何だよー、

何、かったるいこと

やってんだよー、

私なんかは思ってしまう。

 

そして多くの場合は、

最善のタイミングで

ダイレクトに

伝える。

 

あなた、

本当は

踊ってるでしょ。

 

って。

 

ほとんどの場合、

その人は

キョトン

とする。

 

そりゃそうだ。

 

でも私は

言い張る。

 

そんなこと

どーでもいー、って

本当は

思ってるでしょ、

と。

 

タイミングさえ

間違えなければ、

多くの場合、

その人は

その瞬間から

壊れ始める。

 

もちろん、

いい意味で。

 

・・・・・・

 

固い。

 

固すぎる。

 

人はどうして

こんなにも

固くなって

しまったんだろう。

 

なんて、

よく思うのだが、

そう言えば、

私も昔はよく師匠から

言われたもんだ。

 

「お前は

固すぎる」

 

と。

 

本当に悩み

ましたよ。

 

どうすれば

柔らかくなるんだぁぁぁーっ!

 

って。

 

頭を抱えましたよ。

 

でもそうやって

頭を抱えている時点でもう

固かったんだけどね。

 

・・・・・・

 

固さ、

とは

防御だ。

 

そう

断定しても

よいのではないか。

 

自分を

守りたい

だけだ。

 

そう

言い切っても

よいのではないか。

 

その固さが

もしなくなれば、

自分が

消えてしまう、

と本人は

どこかで思っているのだ。

 

そんな

わけはないのに。

 

・・・・・・

 

固いヤツを

柔らかくしよう、

なんて

思わない方がいい。

 

そのような

意図を持てば、

ますます

固くなる。

 

私も

意図は持たない。

 

だから突然の

私の行動に

いつも私自身が

驚いている。

 

あなた本当は

踊ってるでしょ。

 

って、

なんて失礼な。

 

と思うのだが、

根っから真剣に

真正面から

私はその人に

フィードバックしている。

 

それにより

一気に壊れる

人もいれば、

 

徐々に

ゆっくり

壊れる人もいる。

 

いずれにしても

みんな

壊れる。笑

 

だって、

固さなんて

実は

脆弱なものだ。

 

真本音の

エネルギーに

比べれば。

 

私は

真本音のエネルギーを

照射している

のだから。

 

・・・・・・

 

恐らく、

「コーチ」という役割は

自己防衛を

少しでもするようなら、

成り立たなくなるだろう。

 

だから、

固さのある人には

はっきり言って

無理だ。

 

しかし、

人間には誰しもに

固さは

ある。

 

かつての私は

固さの権化

だった。

 

だから

誰もが「コーチ」に

なれる可能性は

あるのだが、

 

しかし、

それには覚悟が

必要だ。

 

どんな刃を

向けられても、

裸で向き合う

覚悟だ。

 

それができる人こそが、

人の「固さ」を

壊すことができる。

 

常に

丸腰で

人と向き合えること。

 

「コーチ」には

必要な覚悟だ。

 

つづく

 

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