紡ぐ

両方大事にする

 

自分自身の流れ

世の中の流れ

無理に一致させる

必要はない。

 

むしろ

その違いこそが、

その人の個性を

育む。

 

違いをなくそう

とするのではなく、

 

その違いを

大切に育てながら

世の中と調和を

しようとする。

 

それが

生きることの

醍醐味だ。

 

個性を

なくす方向に

あるのは、

 

自分自身の中の

自分への

反乱だ。

 

心の中が

戦争状態になる。

 

たくさんの葛藤の

渦となる。

 

その混乱の中で

必死に生きる

ことになるのだが、

 

混乱の中で必死に

生きるその

パターンが

 

「自分の個性である」

 

と思い込む

ことになる。

 

しかしそれは

その人の本来の

個性ではない。

 

混乱の中で

生じた

生き方の癖に

過ぎないのだ。

 

自分の流れは

自分が

大事にする。

 

とはいえ

世の中の流れも

大事にしようと

する。

 

両方

大事にしようと

する。

 

「世の中」を

「組織」とか

「会社」と

言い換えても

同じだ。

 

会社の中で

自らの個性を

潰すのではなく、

 

自分の個性を

自分が大事にし

 

会社の個性も

大事にし

 

両方大事に

しようとする。

 

もちろん

すぐに調和は

起こらないかも

しれない。

 

それでも

両方、大事に

しようとする。

 

別々のもの、

 

違ったもの、

 

別々さと

違いを

大事にしながら、

 

両方を

活かそうとする

ことこそ、

 

私達人間が

できる

最大の強みの一つ

であり、

 

これが

新たな次元への

架け橋となる。

 

別々を

紡ぐことで

次元は

高まるのだ。

 

自分か、

自分以外の

どちらをとるか?

ではない。

 

両方を

大事に

紡ぐ。

 

自分も

世界も

両方大事にし

紡ぐ。

 

これが

人間の創造性の

源だ。

 

つづく

 

紡ぐ人生は楽しいな

 

これまでのやり方を

大きく変えようと

する場合、

 

私がいつも行なうのは、

私が信頼する人に

 

「すべて委ねてしまう」

 

という方法だ。

 

例えば、

家庭であれば

妻であるし、

ビジネスであれば

パートナー達に

委ねてしまう。

 

正直言うと、

私のこれまでの

やり方や考え方と

真逆な時もある。

 

そんな時はやはり、

心に少しばかりの

抵抗が生まれるが、

 

まぁまぁ

これくらいの抵抗

どうでもいいじゃん、

 

私の真本音は

判断してしまう。

 

すると、

私の心が抵抗を起こした

ものに限って、

私の想定外の

良い結果が現れる。(苦笑)

 

そこで知る羽目に

なる。

 

これまでの自分の

考えは

固かったんだなぁ、

と。

 

私ももう51歳なので、

知らない間に

私の周りの人達のほとんどが

私よりも年下になった。

 

気をつけないと

ついつい私がすべてを

仕切ってしまいそうになる。

 

だからいつも

かなり気をつけている

つもりだ。

委ねるなら

本当に

委ね切ろう、と。

 

・・・・・・

 

似たようなことだが、

 

私はできるだけ

経験の浅い人や

未経験者の意見を

あるがままに

受け止めることに

している。

 

実際に、

周りの人達の目に私が

どのように映っているかは

知らない。

 

あのクソ頑固オヤジ、

 

と周りは見ているかも

しれないが、

 

それでも私は私なりに

すべてを

受け取ろうとしている。

 

どんなに

未熟な意見でも、

 

「未熟」の一言で

片付けることは

極力しないようにしている。

 

それよりも

まずはそれらの意見を

自分の中に

「インプット」

する。

 

「肯定する」

のではない。

 

ただあるがままに

「インプット」

するのだ。

 

これが大事だと

思っている。

 

そうすると、

インプットされた

それらの発想達と、

 

これまで私自身が

培ってきた発想が、

 

私の中で

「チャンククロス」

する。

 

ちなみに

「チャンククロス」とは

私の造語だが、

 

「別々の発想と発想が

紡がれる」

 

と言うような意味だ。

 

紡がれた発想達は、

相乗効果を起こしたり、

 

統合されたり

融合されたり

しながら、

 

さらに次の新たな発想を

生み出す。

 

そんなことが

私の潜在意識の中で

起こり、

それが「気づき」や「ひらめき」

として浮上する。

 

私はそれが

楽しくてしょうがない。

 

私は

あらゆるお客様とも

それをやっているので、

 

100社のサポートに入ったら

100通りのまったく異なる

サポート展開となる。

 

常に

そのお客様との間でのみ

生まれるものがある。

 

お客様との

「チャンククロス」

がある。

 

それが実に

冒険的だし、

刺激的で、

 

だからこそ私は

このお仕事に

いまだに熱中しているのかも

しれない。

 

でもよくよく考えたら、

それは私のお仕事だけの

話ではなく、

 

人生とは

そういうものなのだと

思うな。

 

つづく