「私」の範疇で

物事を進めようと

するから、

 

複雑化

するんだ。

 

わけが

わからなく

なる。

 

わけがわからないままに

次の一歩を進むから

 

余計に

わからなくなる。

 

自分を失うのは

当然のことだ。

 

「私」の範疇に

いようとすると、

 

結果として

自分を失うんだ。

 

とても乱暴な

言い方だが、

 

今は

次の心の声が

とても大事な時代(時期)

のような気が

どうしてもするんだ。

 

「私なんて、

どうだっていい。」

 

この一言。

 

これを呟きながら

決断するといい。

 

もちろんこれは

自暴自棄になる

ことではない。

 

でも、

「開き直る」ことだ。

 

自暴自棄と開き直りは

真逆のことだ。

 

自暴自棄は

自分もすべても

捨ててしまうこと。

 

自分を失った状態で

進むこと。

もしくは、

進まないこと。

 

そこにあるのは

「虚無」だ。

 

「開き直り」は

真逆。

 

それは

自分を超えること。

 

それにより、

これまでの自分では

到底為し得なかった

「すべてを大切にする」

「すべてを活かす」

「すべてを統合する」

ということが

 

結果的に

成されるんだ。

 

そのためには、

今の「私」という

小さな範疇にいては

ダメだ。

 

「私」を超えて

本当の

本来の

『わたし』の声を

聴き、

 

『わたし』の

決断で行くんだ。

 

開き直って

「私」を捨てた時、

 

その奥から

『わたし』が

悠然と

屹立する。

 

でも、

 

それを意図しては

ならない。

 

頭で考えて

行なっても意味は

ない。

 

行なうのは、

 

真剣に、

 

「私なんて、

どうだっていい。」

 

と呟きながら、

進むことなんだ。

 

今はね。

 

つづく