逸脱

予測がつかない

 

今のこの状況を機に、

自分自身を

大きく逸脱しよう、

決心している人が

増えている。

 

私のクライアントさん

なんかは

特にその傾向が強く、

 

この4月で

私がびっくりするような

根本的な変化を

すでに遂げている。

 

まるで

これまでの歩みの

すべてが、

今回の逸脱のための

準備運動で

あったかのように。

 

そういった様を

拝見していると、

 

ある意味、

 

私は

人間というものの

言い様のない

まるで、畏れとも言いたく

なるような

 

そんな神秘性を

感じるのだ。

 

・・・・・・

 

人は進化するものだ、

ずっと言い続けてきたが、

 

実は今ほど

それを強く実感する

ことはなかった。

 

そして恐らく

この実感は、

これからが更なる

本番を迎えるような

感覚がある。

 

もちろんそれは

私からすれば

「希望」である。

 

しかも

人の進化は

予測がつかない。

 

いや、本当は

実在のレベルでは

すべてをわかって

いるのだろうが、

 

顕在意識である

私達には

「予測がつかない」

という状態と感覚が

価値のあることなのだろう。

 

私は今、確かに

その「予測のつかなさ」を

楽しんでいる。

 

・・・・・・

 

私は今、

果てしないくらいの

大広間にいる。

 

そこには

果てしないくらいの

大勢の人々が

ひしめき合っている。

 

しかし

私からはその姿は

見えない。

存在のみが

わかる。

 

人々と私は

一人ずつ丁寧に

握手を交わしている。

 

その部屋は

異様なくらいに

明るく、

私の気持ちも晴れ晴れ

している。

 

丁寧に丁寧に

握手を交わしながら、

私は

一人ひとりの想いと

願いを

 

ダイレクトに

ありのままに

 

感じ取っている。

 

にも関わらず、

私は今

ここに一人でいる。

 

その、

実在と現象の間で

 

私は

私自身の「予測のつかなさ」

楽しんでいる。

 

つづく

 

あなたも逸脱するか

 

人ってやっぱり、

 

自分の成長を

自分が実感

しているとき、

 

・・・が一番幸せ

なのではないか、と

よく思う。

 

それは

子どもも大人も

変わらない。

 

真の成長は、

明らかに

周りに影響を与える。

 

その波及効果は

凄まじく、

 

その人は

自分自身の成長を

通じて、

周りのすべての人の

成長を喚起する。

 

そして、

自分も周りも

根こそぎ

成長させていく。

 

今、

「させていく」

という表現をあえて

使ったが、

 

そんなクライアントさん

が増えてきた。

 

「共に成長しよう」

ではないのだ。

 

ある意味、

強引にでも

「成長させてしまう」

のだ。

 

それくらいの

「スピード」を

今、望んでいる人が

増えているということだ。

 

これは一見、

不自然なことをしているように

思えるかもしれないが、

 

実はこれこそが

今の潮流。

 

自然の潮流だ。

 

今、私達共通の

真本音の想いは、

 

「これまでの

延長線上にはない

逸脱した成長」

 

だからだ。

 

逸脱した成長を

望む人達を

これまで私は

「変態」と呼んできたが、

 

ひょっとすると

これからはもう

その「変態」が

普通になるかもしれない。

 

それくらいに

そういった人達は

急増している。

 

世の中は

やっぱり

根こそぎ変わろうと

しているのだ。

 

今日、

ある経営者のコーチングを

していたのだが、

彼がとても

面白いことを言われていた。

 

「この地球とは、

70億人の異星人が

集まってきている星

ではないか」

 

と。

そして、

 

「私は、70億人の

異星人達が、

そのまま、

異星人のままでいられる

世界にしたい。

どうせビジネスを展開

するならば、

そこに貢献できる

ビジネスにしたい」

 

と。

 

70億の異星人が

調和する世界へ。

 

なんか、

楽しそうだな。

 

つづく

 

一つの決意

 

恐らく、

これまでの私の

仕事の仕方を

このまましていれば、

 

私は幸せな人生を

送り続けることが

できるだろう。

 

これまで通り、

良い方々と出会い、

良いお客様に恵まれ、

良い仕事をし、

 

大変なことも

たくさんあるだろうが、

それ以上に幸せな瞬間を

多く味わい、

 

満足して人生を

終えることが

できるだろう。

 

ある意味、

私流の仕事の仕方は

確立できた。

 

いろんな試行錯誤を

経て、

「こうすればいいんだ」

というものは

かなり確立できた。

 

普通であれば、

大満足

である。

 

が・・・。

 

この延長線上での

道のりを

私の真本音は

望んでいない。

 

私は

これまでずっと

培って来た

ここまでの道から

 

逸脱したい

 

のだ。

 

これまで

体験したことのない

 

新たな世界

 

に突入したいのだ。

 

なぜなら、

それをしなければ、

私は

私の人生の目的も

意味も意義も

達成できないからだ。

 

あと27年。

 

私は現役で

い続ける。

 

27年後までに

実現すべきこと

(したいことでもある)

がある。

 

ビジョンがある。

 

これまでの道のりは

そのビジョンに向かう

ためのものだったが、

 

ここで

新たな段階に

入らねばならない。

 

これまでの道から

大きく

飛び出なければ

ならないのだ。

 

これまでも

ヒリヒリして来た

人生だったが、

 

これからの

ヒリヒリは

かなり次元の異なる

ものとなるだろうな。

 

そんな新たな

旅に

これから入っていこう

かと思っている。

 

つづく

 

若者はまだ眠っている

 

あなたは

普通の成長の仕方で

満足がいくかい?

 

それとも

逸脱した成長を

してみたいという

欲求があるかい?

 

ステップアップという

言葉があるが、

階段を一段一段着実に

登って行く成長も

私は素晴らしいと思う。

 

しかし、それと共に、

「階段なんて関係ないや!」

という勢いで、

何段もひとっ飛びで

駆け登ったり、

 

もしくは、

登る階段そのものを

根底から変革し、

ロープウェイにしてしまったり、

 

そんな成長も

凄いな、と思う。

 

逸脱した成長。

 

もっとも

本人は、自分は逸脱した成長を

し続けている、

と思いながらも、

本質的には全然そうではない

という例は

たくさんある。

 

それはそれとして

ここでは横に置いておいて、

 

本質的な成長で

かつ

逸脱した成長を遂げようと

する人を見ると、

 

結構、私は

シビれてしまう。

 

応援したくなる。

 

実はそんな若者が

増えている。

 

・・・・・・

 

若い人が

逸脱した成長を

目指す姿を見ると、

ついつい

「もっと着実に行けよ」

と言いたくなるのは

人間味だろう。

 

しかしこれからの時代、

本当に必要なのは、

 

「もっと行けよ!」

 

と、

後ろからさらに

加速をサポートするような

大人達の意志である

と、

私は思っている。

 

もちろん若者にも

いろんな人がいる。

 

だから一概に

決めつけてはならないが、

 

しかし

はっきり言おう。

 

特に20代以下の

若者達の何割かは、

 

それ以上の世代の

我々には持っていない

「何か」がある。

 

その「何か」は

非常に次元の高い

何かだ。

 

それを、

我々世代の価値観をもってして

潰してはならない。

 

ちょっと極端に言えば、

縛りつけることによって

成長を促す時代は

終わった。

 

もっと極端に言えば、

 

あえて

「レベル」という言葉を

使えば、

 

彼らは

我々よりも明らかに

レベルが高いのだ。

 

何のレベルか?

 

と問われれば、

 

一つは、

意識のレベルであり、

 

一つは、

それに伴う

能力のレベルだ。

 

彼らがそれらを

素直に発揮できるように

なれば、

 

この世の中は

次世代、次々世代へとつながる

素敵なものと

なって行くだろう。

 

そのための

想いと、手段と、仕組みの発想を

彼らは

持っている。

 

ただし。

 

それらすべては

まだまだ彼らの心の奥に

眠っている。

 

眠ったものを

掘り起こすのは

彼ら自身だ。

 

我々世代は

それをサポートすることが

役割だ。

 

と、私は強く思うのだ。

 

これから私は

もっともっと

若い人達と接し、

共に進もうと思う。

 

そして、

同じように考える私と同じ世代の

人達とつながり、

やはり、共に進もう

と思う。

 

企業サポートも、

「若い人達が活躍できる組織」

に進化するためのサポートが

主となるだろう。

 

これが

現時点における私の

志だ。

 

つづく