これが、
鏡に映って
いる景色か、
本物の
景色か?
が
わからない。
そこに
実在
はあるのか?
わからない
が、
選ばねば
ならない。
どうするか?
を。
これは、
一か八か
だな。
・・・・・・
危うい
道だ。
基本、
こういう危うさ
は
避けてきた。
失敗が
許されない
から。
だが今は
止まる
ことこそが
最大のリスク。
であれば、
選ぶしか
ない。
追い詰め
られた
ものだ、
私も。
・・・・・・
自分の命
だけで
済むものならば、
そんなに
楽なことは
ない。
が、
そうもいかず。
すべての
命運が
ここに
かかっている
わけだ。
さぁ、
選ぼう。
・・・・・・
やはり
これは
鏡だったな。
そうだと
思ったよ。
リアル
過ぎたんだ。
リアルさを
求めて
制御
し過ぎだ。
現実はね、
本当は
もっと
劇的なんだ。
まるで
ドラマみたい、
と
よく言われるが、
ドラマの
方が
よっぽど
穏やかだ。
本当の
リアルは、
リアルっぽく
ないもんだ。
だから、
鏡だと
思ったよ。
・・・・・・
鏡だと
わかったから、
割れることを
前提に
ぶつかった
わけさ。
で、
壊れた
だろう。
これを
しなければ
始まらなかった。
始めたかった
んだ、
私は。
それだけだ。
・・・・・・
破壊されない
方が
正解だと
思ってたって?
破壊される
方こそが
正解さ。
今はね。
全てを
ゼロに
戻すこと。
だから
私は
鏡の方を
選んだんだ。
・・・・・・
実在は
揺らぎも
しない。
ずっと
そこにある。
だから
実在以外を
すべて
壊した。
もう一度、
実在のみから
始めるんだ。
鏡など、
いつでも
いくつでも
創れるよ。
私達
にはね。
つづく