その人は
一社員。
いつもは
目立たない。
自主的に
仕事をすることも
少なく、
いつも
受け身。
どちらかと
言えば、
手を抜くことばかり
考えている。
上司も
困り果て、
竹内さんの
コーチング受けて
ダメだったら、
もう彼の成長は
諦めます。
・・・と
言われる始末。
最近は
こういった傾向の
コーチングは
受けないことに
していたのだが、
だが
しかし、
その人が
今日の研修で
発した
何気ない一言。
その言葉
自体は
ホント
大したことは
何もないのだが、
でも
その言葉を
発している
その人自身の
中心に、
何か
青空のような
水晶のような
とても深くて
清々しいものが
一瞬だけ
観えた。
こういう一瞬を
見逃したら
もう
コーチは失格だ。
あーこんな
深いものを彼は
持ってるのか。
一瞬でも
姿を現した
ということは、
ここからは
刺激さえ入れれば
それは
まもなく本格的に
目を覚ますだろう。
本当の彼。
本来の彼。
その源。
ちょっと
面白そうだ、
このコーチング。
私は
受けることに
した。
人は
自己開放の
時を待つ。
それは
一気にくる。
もちろん
コーチングはその
きっかけに
過ぎない。
ちゃんと彼の
真本音の
望み通り、
最短距離を
最大スピードで
進めるように
祈りを込めて。
つづく