「指示」できるコーチが必要だ

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私は夜、22時以降に

スカイプなどを使った

コーチングをすることが

多い。

 

夜中にしか

コーチングできない人も

いるからだ。

 

スカイプは基本的に

声のみで行なう。

 

声のみに

集中する。

 

そういったコーチングも

それはそれで

独特の良さがある。

 

クライアントさんの

姿は見えないのに、

あまりにも

まばゆい光を

感じることが

実は、よくある。

 

今も、お一人のコーチングが

終わったところであるが、

私はその人の光に

ずっと包まれていた。

 

その人は

今日のコーチングで

大きく開放された。

 

もはや、

「脱皮」という次元

ではない。

 

あえて言えば、

「羽化」

と言えるものだろうか。

 

サナギだったその人が

まるで突然変異のように

成虫へと

姿を変えた。

 

そして、

これまでいた地中から

抜け出て、

一気に大空に

高く飛び上がった。

 

果てしなく

上昇を続けていく。

 

そんな姿が

ありありと観えるような

コーチングだった。

 

・・・・・・

 

こういう時、

私は

やっぱり人の可能性は

無限なんだなぁ、

と、いやでも

思ってしまう。

 

と同時に、

なんでこんなコーチングが

できたのだろうか、と

自分でも

わからなくなる。

 

恐らく、

意図がないからこそ

できることなのだろう。

 

本当に私には

まったくの

意図がない。

 

その人を

開放させてやろう、

とか、

気づきを与えてやろう、

とか。

 

それどころか、

その人が

成長するといいな、

という意図すら

ないかもしれない。

 

もっと言えば、

コーチングによって

良い成果が出れば

いいな、

という意図すら

ない。

 

何も、

ない。

 

その状態で

向き合うからこそ、

恐らく私は

その人の真本音の

「鏡」

となれるのだろう。

 

人は

本当の「鏡」を

観れば、

わかるものなのだ。

 

自分が何者で、

本当は

何を為すべきか?

ということを。

 

それは

他者が教えることでも

指導することでも

ない。

 

すべての人が

自分と向き合い、

自分自身と語り合う

ことでしか、

見つけられない

ものなのだ。

 

・・・・・・

 

意図を

手放す。

 

これができる

コーチが

ほしい。

 

そんなコーチが

増えると

本当に

よいだろう。

 

一般的には

コーチとは、

答えを与えない人

のことを言う。

 

あくまでも、

クライアントさん自身が

答えを見つけ出すのを

サポートするのが

コーチだ。

一般的には。

 

しかし、

完全に意図を

手放すことが

もしできたとしたら、

 

そのコーチは

「教える」

ことができるのだ。

 

「答えは

こうですよ」

と。

 

「あなたは今、

こうすべきですよ」

と。

 

はっきり明確に

断定的に

教えることや、

指示することすら

できる。

 

意図のない

状態での

指示。

 

これほど

強烈なものは

ない。

 

そんなことができる

コーチを

私は育成したい。

 

つづく

 

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