わがまま

自由への問い

 

言うまでもないことだが、

自由と無責任は

違う。

 

自由になるということは

その分だけ

責任を負うことでもある。

 

自分のすることは

ちゃんと自分で責任を

持つ、

というのが

自由の基本だ。

 

そんなことは充分に

わかっている

あなただからこそ、

あえて

伝えるんだ。

 

「もっと自由でいいよ」

 

・・・と。

 

責任を持つために

自分を抑える

のではなく、

 

その責任感のまま

もっと自分を

自由にしてほしい。

 

責任感のある

あなただからこそ

さらに自由になるのには

抵抗があるのかな?

 

でも、

あなたが自由に

なればなるほど、

 

周りも

自由になれる。

 

・・・イコール、

責任を持った

自律的な行動が

取れるように

なるんだ。

 

「自由」という言葉が

もしわかりづらいので

あれば、

 

あえて

「わがまま」

と言ってもいいよ。

 

あなたは

もっともっと

「わがまま」に

なってはどうだろう?

 

あなたの「わがまま」さは

周りを

本質的に

幸せにするんだよ。

 

・・・・・・

 

「自由」のための、

最も基本的な

自分自身への問い。

 

それは、

 

「今、私はここで

本当は何をしたいのだろう?」

 

今、

を大事にできる人が

人生のすべてを

大事にできる。

 

今、

を自由に生きる人が

人生を自由に

生きることができる。

 

今、

の自分にいかに

素直に

「動く」か?

 

自由とは、

行動が伴ってこその

もの。

 

心の中だけの

自由では、

 

意味がない、とは

言わないが、

 

それでは

不完全だ。

 

心の中の本当の想いと

行動を

一致させていくことが、

 

本来の自由だと

思わないかい?

 

つづく

 

もっと素直になればいい

 

自分の中から

真本音の想いが

浮上し、

顕在化しているにも

関わらず、

 

「こんな気持ちを

現してはダメだ」

 

と、

その想いを

必死に抑えながら、

 

違った自分を

懸命に出しながら

仕事に向かっている

人がいる。

 

多い。

 

実に

もったいないねぇ。

 

その想いに

素直に動けば、

すべてが

調和を始めるのに、

 

その人は

「この想いは

混乱しか生まない」

信じてしまっている。

 

真本音の想いに

素直に動くことは

俗にいう

「わがまま」

ではない。

 

なぜなら

真本音は皆、

つながっているから。

 

自分の真本音の

想いと

自分以外の人の

真本音の想いは

つながっている。

 

一人が

その想いに素直に

動けば、

隣の人も

真本音が活性化

する。

 

その人がまた

素直に動けば、

さらに隣の人の

真本音も活性化する。

 

その連鎖が起き、

組織は

完全調和へと

向かっていく。

 

「わがまま」とは

たくさんある反応本音の中の

たった一つの想いに

執着し、

それを頑なに、強引に

押し通すこと。

 

反応本音は

残念ながら

他の人とは

つながっていない。

 

だから

「わがまま」

となる。

 

真本音と

反応本音の

区別がつくように

なると

本当にいい。

 

本当に

楽になる。

 

個人も

組織も。

 

そんな世の中に

したい。

 

そのために

今は「コーチ」が

必要なんだ。

 

真本音サポート

のできる

「コーチ」が。

 

つづく

 

私達の心には二つの本音がある

このブログでよく書かせていただいている言葉

『真本音』

について、改めてご説明しましょう。

 

真本音とは、私の造語なのですが、私が頭をひねくり回して

作った言葉ではありません。

 

お客様と向き合う中で、自然と生まれた言葉です。

 

その真本音と同じように、ある研修中にふと生まれた言葉として、

『反応本音』

というのもあります。

この二つを合わせてご説明します。

 

まず単純に言って、

私達の心は、二つに分けることができます。それが、

・真本音

・反応本音

です。

 

真本音とは、本当の本当の本当の本音です。

自分の中で、何があっても揺るがないもの。

どのような環境にいても、どのような状況に見舞われても

揺るがないもの。

その多くは、「願い」という形で心の中心に存在しています。

 

それに対して、反応本音とは、

外部からの様々な働きかけによって発生する

私達の心です。

「本音」という言葉がついていますので、あくまでも

建前ではありません。

その時その時の、本当の気持ち。

でも、それは外部からの影響によって、

その反応として創られています。

そのため、外部環境や状況が変わることで変化する

可能性は高いです。

 

一般的に反応本音は心の表面に現れやすいので、

それが「自分の本音である」と認識されやすいです。

 

そして、反応本音の出方は、その人その人によって

パターン化されやすいので、いつも同じパターンを

繰り返していますと、そのパターンそのものを

「私である」

と思い込みます。

 

つまり、多くの人達は、

「反応本音のパターン」を、「自分自身である」

と思い込みます。

で、そのパターンを繰り返すことで人生を進めます。

 

しかし私達の心の中心には真本音があります。

しかしそれは、なかなか表には出てきません。

 

自分自身の真本音を見つけ、

真本音に素直に行動することで、

その人は、これまで自分が創り上げた反応本音のパターンを

超えて、

本来の自分として生きることができるようになります。

 

反応本音は、外部環境によって創り上げられてますので、

外部環境によって揺らされます。

しかし、真本音にはそれがありません。

 

その結果、真本音に素直に生きる人は、

自分の本当に望んでいるものを実現します。

 

反応本音のみに生きる人は残念ながら、

外部環境に揺らされながら生き続けることになります。

 

どちらが幸せな人生か?

は明白ですね。

 

ちなみに、

真本音と頑固、

真本音とわがまま、

真本音と独りよがり、

は本質的に異なります。

 

真本音で生きることは、独りよがりに生きることに

なりませんか?

とよく問われますが、全くの逆です。

 

私達は真本音で生きれば生きるほど、

周りとの調和性も高まるのです。

 

なぜそうなのか?については、

このブログで徐々に明らかにしていきますね。

 

さて。

真本音にはもう一つの特徴があります。

 

それは、

ある人が真本音の想いを述べたり、

真本音の生き方を見せることで、

他の人の真本音を喚起させることができる、

ということです。

 

つまりは、

真本音度合いの高い人のそばにいる人は、

真本音度合いが高まるのです。

 

ここで平井さんのお話に戻りますが、

平井さんの狙いは、そこでした。

 

平井さんは、社長の真本音を

社員の皆さんに示したいと思ったのです。

(→前回記事)

そのためにまずすぐにできる方法として、

社長の真本音の想いを

社員さんに向かって語ってもらおうと思われたのですね。

 

しかし私が平井さんにご提案したのは、

それだけでは勿体ない、ということでした。

 

一人の真本音をぶつけるよりも、

二人の真本音の相乗効果を起こしませんか?

というのが、私からのご提案でした。

 

つまりは、

社長と平井さんの真本音コミュニケーションを

社員さん達の前で見せる、

ということを私はご提案したのです。

 

なぜなら、

真本音と真本音の相乗効果は凄いのです。

 

本当に、凄い!の一語に尽きるのです。

 

一人の真本音の想いと

もう一人の真本音の想いが

統合し、融合されることで、

それは2倍どころか、20倍、200倍、いや

時には2000倍といっても過言ではないくらいの

エネルギーを発揮します。

 

それが、社長と平井さんであれば可能であると

私は思ったのです。

 

そしてそれは大当たりしました。

 

つづく