ビジョン

あらゆる人は、中心、にいる

 

同じ人でも

「意思」

を持つと

見違えるようになる。

 

本来の「意思」とは

「自分が中心である」

という意識の上で、

初めて発動するものだ。

 

「自分が中心」

 

とは、

組織上のことでも

立場上のことでも

ない。

 

自分が

すべての中心であり

宇宙の中心であり

世界の中心である。

 

それが

摂理である。

 

感覚的に理解

している状態だ。

 

そして実際に

それは、

自然の摂理だと

私は思う。

 

・・・・・・

 

「中心」に立って

初めて人は

 

「本来の自分」

 

に戻れる。

 

つまり「意思」とは

本来の自分から

生み出されるもの

だ。

 

こうなると

人は

見違えるように

活き活きとし、

 

その人の魅力も

溢れ出す。

 

・・・・・・

 

夢やビジョンも

その状態になって

初めて

浮上する。

 

逆に言えば、

その状態にならねば、

その人にとっての

本当の夢もビジョンも

 

絶対に

 

見つからない。

 

つまり、

夢やビジョンは

人から与えられるもの

ではない。

 

自分の内から

湧き出るものだ。

 

・・・・・・

 

夢やビジョンを

持つと、

 

人はみんな

今の環境を捨て、

会社を辞め、

独立をするのでは

ないか。

 

思われがちだ。

 

いや、

そうではない。

 

むしろ私は

その逆をたくさん

拝見した。

 

真の意思を持ち、

真の夢やビジョンを

持つ人は

ほぼ例外なく、

 

「今、自分のいる

環境を愛する」

 

ようになる。

 

「今ここが

自分の出発点である」

 

という事実を

知り、

受け入れるように

なるからだ。

 

・・・・・・

 

真の意思を持つ

者は、

 

今の環境における

今の「現実」に対して、

 

魂を込める

 

ようになる。

 

「この現実はいや

だから、

この現実には

向かわない」

 

というのが

なくなる。

 

「すべての現実と

誠実に向き合う」

 

ようになる。

 

真に自分の望む道を

開く人は

全員、

 

そうなる。

 

・・・・・・

 

そして、

一人ひとりが

「中心」となり、

 

一人ひとりが

「意思」を持ち、

 

一人ひとりが

「夢・ビジョン」に

向かう、

 

そんな組織は

とてつもない

「調和」

を起こす。

 

「調和」とは

「進化」である。

 

そんな組織を

私は

増やしたい。

 

そんな社会を

私は

実現したい。

 

おかげさまで、

同じ「ビジョン」を持つ

仲間と

今の私は共に

進めている。

 

本当に

ありがたいことだ。

 

つづく

 

見つめ続ける未来がある

 

私の意識は

常に、

未来を

見つめている。

 

「未来」

というのは、

2046年のことだ。

 

つまり、

今から27年後の

未来だ。

 

そこで

何が起きているのか?

どんな

未来が築かれているか?

などを

予測している

わけではない。

 

ただ、

「見つめている」

のだ。

 

潜在意識の部分も

含めれば、

私は24時間常に

そこを

見つめ続けている。

 

その状態で、

「今」

に何をするか?

すべて決めている。

 

「すべて」

だ。

 

・・・・・・

 

ビジョンとは

そういうものだと

私は思っている。

 

常に自分が

見つめ続ける未来

が、

ビジョンであり、

 

それは、

「今」と共に

ある。

 

ビジョンと今は

つながっている。

 

というよりも、

「一つ」に

なっている。

 

実在のレベルでは

そういった状態に

なれて初めて、

それはビジョンと

なる。

 

27年後の未来は

私からしてみれば、

あまりにも

「近い」のだが、

 

しかし、

その時に世の中は

こうあってほしい、

という

私の願いからすると、

 

今の状態は

あまりにも

そこからは遠い。

 

いったい

どうやってそこまで

たどり着けば

よいのだろう?と、

 

顕在意識の私は

ついつい思って

しまうのであるが、

 

もちろん

ビジョン実現の

自信も

ないのだが、

 

しかしそれでも

私は確信を持って

「今、ここで

自分が何をするか?」

決め続けている。

 

そこには

一切の迷いは

ないし、

この「一歩」が

27年後に直結し、

「一つ」になっている

ことも

感覚で理解できる。

 

だから

「状態」としては

極めて遠いのだが、

 

「進んでいる実感」

「このまま行けば

たどり着ける、

という根拠のない

確信」

は、

常に感じ取れている。

 

これが

「真本音で生きる」

ということなのだと

思う。

 

私は

「今やってはならない」

と思うことは、

何がどうあっても

決してやらない。

 

そして、

「今すべきだ」

と思うことは、

何がどうあっても

必ずやる。

 

その一瞬一瞬の

選択の中で

ここにいる。

 

・・・・・・

 

こういった感性は

すべての人が

もともと持ち合わせている

ものだ。

 

真本音度合いが

高まれば、

皆、思い出せる。

 

だからそうしよう

というのが

私のサポートの根幹に

くるが、

 

この感性を

サポートなしでも

最初から充分に

持ち合わせている

若い人達の存在を、

最近は

特に多く感じるように

なった。

 

ただしその

「若い人達」というのは、

現時点では

「幼児」と言われる

人達だ。

 

私の息子も

含めて、であるが。

 

この感性を

今の世の中が

潰してしまう可能性は

残念ながら

大いにある。

 

大人達が

子ども達を

「未熟なもの」として

思い込み、

「すべてを教えなければ」

とするところから、

感性潰しは

始まってしまうだろう。

 

もちろん、

彼らは未熟だ。

 

いろいろ、

教えなければ

ならない。

 

私の息子に関しても、

毎日、

叱らなければならない

ことばかりだ。

 

それはそれ。

 

しかし、

彼らの感性を

潰してはならない。

 

彼らは

「ビジョン」を持ち

ここにいるのだから。

 

いや、本当は

すべての人が

そうなのだが、

 

特に彼らのビジョンは

顕在意識に非常に

近いところにある。

 

ちょっとのきっかけで

それが浮上し、

 

「自分は何のために

生きればよいか?」

 

を、

彼らは明確に

知るだろう。

 

その感性を

我々大人が

潰してはならない。

 

大人達が

彼らに

「教えるべきこと」

と、

 

逆に彼らから

「学ぶべきこと」

区別をつけること。

 

これが

今の世の中の

最重要テーマの一つ

であり、

 

そのためにも私は

大人達の

真本音度合いを

高めるサポートが

必須だと

思っている。

 

つづく

 

未来とつながった

 

こんなに

縛られた世の中

なのに、

 

自分は実は

完全に自由であると

 

それが

真実であると

 

皆、

そうであると

 

理屈ではなく

「感覚」として

気づけたその瞬間に

 

真本音の願いは

初めて

自分自身の中心から

 

浮上し始めます。

 

それにより、

これまで

「自分の夢だ」

と思っていたことが、

 

根底から

覆ることも

ありますし、

 

さらにその夢の

先が

見晴らせるように

なることも

ありますし、

 

その夢が

全体の中の

単なる一部分で

あったことが

わかることも

あります。

 

私は今日、

 

本当に嬉しい

ことですが、

 

自分のビジョンが

一気に

目の前に迫り、

それがもう

必ず実現するもので

あると、

 

リアルに

感じ取れる瞬間が

ありました。

 

いや、

リアルに

感じ取れる

というよりも、

 

リアルでした。

 

あぁやはり、

真本音の願いは

 

一見

それがどれだけ

無謀だと思えても

 

実現するんだなぁ、

 

と、

腑に落ちました。

 

やはり私は

このまま

私の人生に

委ね続けようと

思います。

 

つづく

 

言葉が素晴らしいだけでは、害にしかならない

区別をつける

というのは、

大切なことです。

 

この世の中には

似て非なるもの

が非常に多いです。

 

つまりは、

表面上は一見、ほとんど同じに

見えるけれども、

本質はまったく異なるもの

というものが多いです。

 

本質がまったく異なる

と言った場合、

それは要するに

次元が異なる、

ということになります。

 

例えば、

ある人がある一言を言ったとして、

その一言が

どの次元から出た言葉か?

によって、

本質は大きく異なります。

 

「我社はお客様の満足のために

存在します」

・・・と言ったとして、

この言葉がどの次元から

出ているかによって、

まったく同じ言葉でも

まったく本質は異なる

ということですね。

 

こういった

似て非なるもの

の区別がつくようになると、

生きることは

とても楽になります。

 

そして私は、

すべての人が、

こういった区別がつくように

なるといいなぁ、と思っております。

私のコーチングサポートは

クライアントさんが

こういった区別をつけられるようになる、

というのも重要な目的の一つです。

 

区別がつくようになれば、

例えばビジネスで言えば、

誰と協業すれば良いか?

とか、

組織で言えば、

誰を「要」(かなめ)として

育てれば良いか?

など、

重要な方向性が瞬時に

判断できるようになります。

 

以前にも書かせていただきましたが、

組織というのは

100人いたとしたら、100人全員を

変えようとしても

変わりません。

それには

膨大なエネルギーと時間が

かかります。

お金もかかってしまうでしょう。

 

しかし、

100人の中の「要」となる人を

見つけ、

その人達を集中的に育てれば、

その人達を中心に

組織はどんどん活性化します。

 

その方が

時間もお金も労力も

圧倒的に少なくて済みます。

 

ですので私は

組織活性化戦略としては

まずは、

「要」となる人を抽出する

ことを重要視しています。

 

では、

どんな人を「要」とするのか?

と言いますと、実は

組織上の立場とか

仕事の能力が高いかどうか、

というよりも

次元で決めることが

多いのです。

 

つまりは、

意識の次元の高い人を

「要」とするのです。

 

意識の次元の高い人は、

次元の高いエネルギーを

注げば、

すぐに変化を始めます。

 

次元の高いエネルギーを注ぐ

というのはつまり、

真本音のメッセージや

真本音による指示を

与える、ということです。

 

例えば、社長が、

会社の理念やビジョンを

真本音で語ったとします。

 

「こんな会社にしたい」というお話を

真本音で語ったとします。

 

するとそれに真っ先に共鳴

するのが、

意識の次元の高い人達です。

 

しかもそれは、

共鳴だけでなく、

行動の変化としても

現れます。

 

真本音で語ったり、

真本音で行動したときに、

そこに真っ先に敏感に反応するのは

意識の次元の高い人です。

 

そういった人達は

たとえ現時点では仕事の能力が

低くても、

すぐに自ら主体的に

能力を高めるようになります。

 

社長の真本音の想いに

共感し、

自らも「そうしたい!」と

強く思うからです。

 

これまでも申した通り、

次元が高いということは、

「すべてが一つ」ということですので、

次元の高い人達は

次元の高い社長の言葉を

「社長の想い」ではなく

「自分の想い」として

受け止めることができるのです。

 

残念ながら現時点においては、

「会社の理念やビジョンの浸透」

という視点で言えば、

真本音ではない理念やビジョンを

創り、

・・・つまりは、次元の低い

理念やビジョンを創り、

それを無理矢理に

次元の高低に関わらずに

すべての社員さん達に

強引に浸透させる、

というやり方を取っている会社が

多いです。

 

それでは理念は浸透

するかもしれませんが、

その理念は社員さん達を

縛るだけのもの

になってしまいます。

 

我社はこういうことを大事に

しているから、

しょうがないから

そうするか。

・・・みたいに、

自分を縛るもの、

自分を制御するもの

として理念を認識するように

なります。

 

よく私は企業研修などで

皆さんにお訊きします。

 

「皆さんにとって

理念は居心地のよいものですか?

自分をどんどん開放できる

ものですか?

それとも、自分を縛るものですか?」

・・・と。

 

私の研修は

皆さんが本音で喋れる場を

創りますので、

皆さん、結構本音を教えて

くださいます。

 

ほとんどの人が、

「我社の理念は、

言葉としては素晴らしいなと

思いますし、共感もできますが、

実は居心地のよいものでは

ありません」

と答えます。

 

これが、

理念の浸透

の実態です。

 

しかし私は、

これでは何の意味もない

と思っています。

いや、むしろ

このような浸透の仕方をするくらいなら

理念などない方がよい

とすら思います。

 

理念やビジョンは

自分事になってこそ

価値のあるものです。

 

自分事になることで、

「この理念があるからこそ

私は自分らしさを発揮できる」

という状態になります。

 

理念があるからこそ、

発想が広がり、

理念があるからこそ、

伸び伸びと行動ができる。

・・・という状態になるのが

理念の本来の存在意義です。

 

そうなるためには、

言葉だけ素晴らしい理念を

創るのではなく、

真本音の理念を

創ることです。

 

そして、それをまずは

意識の次元の高い人達に向けて

発信することです。

 

高い次元では、

すべてが自分事になります。

そこに

「浸透」は必要ありません。

 

それは

「自分のもの」

なのです。

 

ですから、

次元の高い理念を発信すれば、

次元の高い人は

すぐに自分事として

自らの発想と行動を変えます。

 

そういった人を

集中的にサポートすることで

その人達は

大きく成長(進化)します。

 

人の成長(進化)には

高いエネルギーが発生します。

そのエネルギーは

周りに伝播します。

 

それにより、

周りの人達も成長(進化)を

始めます。

 

これが、

組織活性化の原則です。

 

つづく

 

夢が先か、強みが先か

すべての人には「生まれ持った強み」

つまりは先天的な強み・天性の強みがあります。

 

しかしほとんどの人は

それは眠ったままです。

一生眠ったままの人も多いです。

 

では、どうすれば、生まれ持った強みは

その芽を出し、伸びていくのでしょうか?

 

それには重要な条件が一つあります。

その条件を満たすことで、

生まれ持った強みは発芽します。

 

その条件とは、

 

 

「ある一定以上のスピードで成長する」

 

 

ということです。

 

成長スピードがある一つのラインを

超えるということなのですが、

そこで大事なのは「成長の加速度」です。

 

加速度が臨界点に達することで、

生まれ持った強みは

一気に現れやすくなります。

 

そして、いざ現れたその強みは、

本人にとって、極めて意外なものであることが

多いようです。

「私にこんな強みがあったんだ!」と

当の本人がびっくりし、

しかしそれが本当の自信につながります。

 

では、成長の加速度が臨界点に達するためには

どうすればよいでしょうか?

 

真っ先に浮かぶ答えとしては、例えば

夢を持つとか、志を持つとか、

ビジョンや目標を持つ、とか。

そういったことが必要なように思えます。

 

もちろんそれらは有効ですが、

しかし難易度が高いです。

 

なぜなら、本当の夢やビジョンなどは

通常は、生まれ持った強みが発現した後に

見つかるものだからです。

 

つまり順番が逆なのですね。

 

まずは、”生まれ持った強みを発現”させる。

そして”自らがその強みを実感する体験を積む”。

”体験の中で、その強みの活かし方を学ぶ”。

その結果として、自分の本当の夢やビジョンが見つかる。

・・・というのが自然の流れです。

 

ということで、ではもう一度、

どうすれば私達の成長の加速度は

臨界点に達することができるでしょうか?

そして、

生まれ持った強みを発現できるでしょうか?

 

その答えはズバリ、

ある「スイッチ」を入れることなんです。

 

ある「スイッチ」を入れることで、

その人の成長の加速度は一気に高まります。

 

では、その「スイッチ」とは何か?についてですが、

申し訳ありませんが、ここから先は具体例に即して

ご説明した方がわかりやすいと思いますので、

次回にお話しさせていただきます。

 

お楽しみに。