やっと鎮まった

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遠くを見渡す。

 

世の中全体を

見渡す。

 

現象のレベル

ではなく

実在のレベルで。

 

ようやく

静かになった

ようだ。

 

ここのところ

随分と

荒れていた。

 

荒れていた

と言っても、

数年前に比べれば、

その荒れ具合は

あくまで

表面的なものだ。

 

しかし

表面的であるが

故に

 

痛いよな。

 

私達人間は、

一つの傾向として

表面的痛さにばかり

目が向かう。

 

根本的痛さという

ものがあるならば、

本当はそこにこそ

意識を向けなければ

ならないが。

 

深い痛さ

には気づかない。

あまりに

深過ぎるが故。

 

痛過ぎるが故に

麻痺をする。

 

麻痺をすれば

「ない」ものと

同じだ。

痛くなければ

いいじゃん、と。

 

それこそが

実在レベルでの

根本的な荒廃を

起こしてきたのだがね。

 

今回も

本当はそこが

本質的原因だが、

でもまぁそれでも

良い治まり方は

できたようだ。

 

心の奥の奥に

意識を向けて

ほしい。

そして次に、

心の外の外に

意識を向けて

ほしい。

 

世界全体に

意識を向けて

ほしい。

 

ようやく戻ってきた

静けさが

感じ取れるかな?

 

現象レベルの

話じゃないよ。

実在レベルだよ。

 

実在レベルが

鎮まれば、

逆に

現象レベルが

荒れるかもしれない。

 

混乱が

あるかも。

日常生活において

もね。

 

でもその混乱は

静けさを

取り戻した故のもの。

 

つまりは

好転反応。

 

必要なもの。

 

調和への

ステップだ。

 

ちゃんと向き合い、

一つ一つ

丁寧に対応しよう。

 

つづく

 

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