人生の時間のない人へ

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よく、
ある一つの
流れに乗って
流され続けている
自分を
発見する。

そういった
場合、
私は完全にその
流れに
委ねることに
している。

全身の力を
抜いて。

余分な力を
入れてしまえば、
流れに
逆らうことに
なる。

すると、
余分な出来事を
引き起こす。

その処理に
手間取る。

時間が
かかる。

人生が
間に合わない。

・・・という
ことになる。

人生が
間に合わない。

という
感覚。

私はいつも
これと共に
あると言っていい。

常に
焦り
がある。

これはきっと
生まれてから
ずっと
持ち続けている
ものだ。

いつも
時間ギリギリの
ところで
生きている
気がする。

ただしそれは
決して
悪いものでは
ない。

逆に言えば

ギリギリ
間に合っている

という
感覚でもある。

そのかわり
ヒヤヒヤの
連続なのだが。

私と同じような
境遇の人に
ここ数年で
よく出会うように
なった。

自分のすべき
こと、
本当にやりたい
こと、

人生の時間が
不釣り合いなのだ。

極端に言えば、
数百年かけて
行なうべきことを、
たったの
数十年で行おうと
している。

だから
通常の進み方
では
当然
済まない。

その
焦りも
尋常ではない。

私が
サポートさせて
いただく人は
だいたい今は
そういった人が
大半を占める。

流れ。

流れを感じれば、
それに
委ねる。

しかし
突然に
滝のような場所に
出る。

滝は
怖い。
当然に。

命の危険も
あるのでは
ないか。

だから
逃げ出したく
なる。

しかし
滝にも委ねて
しまう。

そのまま
落ちていく。

ここで
完全に力を
抜けばいい
ということも
体験の中で
学んだ。

落ちるようで
いて
それは
本質的には
垂直上昇をしている
わけだ。

滝は
チャンスだ。

焦りのある
人達よ。

その流れは
自分自身
だ。

自分自身に
委ねてしまえ。

つづく

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