崩壊への亀裂だ

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「現実」に
亀裂が
見えるかい?

崩壊の
兆し。

しかしそれは
怖がるべき
ものでは
ない。

その亀裂に
立ち向かうか?
逃げるか?

人の態度は
両極端に
分かれる。
面白い
くらいに。

あなたは
どちら?

気がつけば
亀裂
だらけだ。

どこから
崩壊が
始まっても
おかしくはない。

こんな世の中に
誰がした?

とは
問うなかれ。

こんな世の中に
したのは、
すべての人達
だ。

大人も子供も
関係ない。

皆の
総意だ。

あなたであり
私だ。

だから
この現実は、

この
亀裂たちは、

私達が
自ら
引き受けるべき
ものだ。

修復は
可能か?

残念ながら
不可能だ。

というよりも、
この亀裂を
こそ
私達は
望み続けたのでは
ないか。

積年の想いが
ようやくにして
叶い始めて
いる。

その象徴が
この
亀裂だろう。

ここで
逃げたら、
これまでの
私達の
長い長い

いや、

永い永い
道のりが
意味を失って
しまう。

だから
立ち向かおう。

せめて
私達だけでも。

つづく

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