これがあなたなのか

LINEで送る
Pocket

 

人には

突然に、

そして一気に、

真本音度合いが

高まる瞬間が

ある。

 

その多くは、

人と向き合っている

時だ。

 

その向き合い方も

半端な向き合い方

ではなく、

 

完全に

向き合えた瞬間だ。

 

その瞬間は

フッと、その場の

空気が変わる。

 

場合によっては

目眩に近いものを

私は感じることも

ある。

 

真本音度合いが

一気に高まることで、

まるでその人は

別人になったのでは

ないか、

というくらいの

これまで見たことのない

個性を出すこと

さえある。

 

しかし実は

それこそが

その人の本来の

個性の一端だ。

 

そして、

声。

 

声の質が

変わるのだ。

 

一言一言の

言葉達が

 

トツ、トツ、・・・

 

と胸に

響いて来る。

 

言葉を発する

というよりも、

清らかな音色が

まるで泉のように

湧き出ている、

という表現を

したくなる。

 

その声を

聴くと、

私は全身が

ゾワっとしたり、

 

胸がキュン

としたりする。

 

こういった

場面に出会うと、

 

人とは

神秘の存在だ。

 

と、

否が応でも

思ってしまう。

 

そして、

人の奥深さは

無限ではないか、

とも。

 

真本音状態の

突然の高まりは、

残念ながら

最初はわずかな時間で

終わるかもしれない。

 

しかし

一度でもそれを

体験すれば、

後のサポートは

実に楽だ。

 

一度も体験のない

状態と、

わずかでも一度は

体験した状態

では、

根底の何かが

変わるからだ。

 

その「何か」とは

あえて表現すれば、

 

「自信」

 

なのかもしれない。

 

自信、とはつまり

自分を信じる力。

 

たった一度でも

一気に真本音度合いを

高める体験をすれば、

 

「あぁ私は

自分を信じても

いいかもしれない」

 

と、

どこかで強く

納得するのだろう。

 

それがその人の

佇まいを

変える。

 

本人の自覚の

ないところで、

その人は

どこか毅然となる。

 

その毅然さが

また、

真本音度合いを

高めていく。

 

人間は

神秘だ。

 

と、

素直に実感

できる

今のこのお仕事に

私はやはり

深く感謝する。

 

つづく

 

コメントを残す

*