自由の前で茫然とするあなたへ

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どうやら

多くの人達が

 

大海原に

 

自らの船を

漕ぎ出したようだ。

 

その大海原に

名前をつけるとしたら、

 

『自由』

 

ということに

なるだろうか。

 

しかし、大海原と

言うだけあって、

その世界は

果てしなく

広がっている。

 

これまで

自分の船を漕ぎ出すんだ!

がんばってきたのだが、

 

いざ、漕ぎ出してみると、

そのあまりの

世界の広大さに

茫然としているのでは

ないだろうか。

 

「自由」とは、

一見、とても居心地の良い

言葉であるが、

 

いざ、本当に自由になれば

途端に、

これまでとは別次元の

恐怖や不安が

襲ってくるだろう。

 

しかし私は

本当に心を込めて

伝えたい。

 

恐怖に負けるな!

不安に負けるな!

 

と。

 

ここまで来た

自らの意志と願いを

いつも思い出そう!

 

と。

 

・・・・・・

 

いくら大海原に

出たとは言え、

 

進み方は

これまでと同じだ。

 

目の前の

一つ一つの「現実」を

大切にすることだ。

 

大海原は

無限に広がっていても、

私達が一日に

できることは

限られている。

 

ステージが変わった

と言っても、

すぐにスーパーマンに

なれるわけではないのだ。

 

ここにいるのは、

これまでと同じ

自分だ。

 

ただ、

これまで心の中に

渦巻いていた

余分なものが

解消されている。

 

本来の自分の

願いが、

ここにあるはずだ。

 

だからこそ、

「自由」という大海原に

出られたのだ。

 

だからここからは、

願いを持って

進もう。

 

常に。

 

それだけが

これまでとの違いだ。

 

私達にできるのは、

今、ここにいる

自分を

大切にすること。

 

それはつまり、

今、ここにある現実を

すべて

大切にすること。

 

これまで続けて来た

仕事や

人間関係や

趣味や

あらゆることを

 

これまで以上に

大切にすること。

 

誠実に

向かうこと。

 

願いを持った自分

として。

 

それだけの

ことだ。

 

何かを意図的に

大きく変えなければ

ならないわけではない。

 

そうやって

しっかりと現実の

一つ一つに向かえば、

 

自然に

道が観えてくるんだ。

 

どこに

自分が舵を取れば

よいのか?が、

次第にね。

 

それが観える

までは、

 

一つ一つ丁寧に。

 

一つ一つ誠実に。

 

この「日常」を

大切にしよう。

 

つづく

 

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