約束は守るよ

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私はコーチとして、

最低限のサポート

しかしない、

決めている。

 

しかもその

最低限のサポート

とは、

私自身が決める

のではなく、

その人の真本音が

決めることだ。

 

・・・・・・

 

その人は、

 

今、

 

片膝をついている。

 

目を瞑り、

両手を合わせ、

祈りの姿勢のまま

動かない。

 

じっとしたまま

もう

何日も

動かない。

 

私はその人の

強い意志を

知っている。

 

人生を

超加速させようと

決意していることも、

その覚悟を

すでに持ち合わせている

ことも

知っている。

 

だからこそ

私は

慎重にその人に

問うている。

 

今は

私のサポートが

必要ですか?

 

と。

 

その人は

無言のまま、

しかし

とても明瞭な意志を

言葉ではなく

ダイレクトに

伝えてきた。

 

「何もしないで

ください」

 

と。

 

「今は自力で

すべてをやります」

 

と。

 

では私は

何もしませんね。

 

その人に告げ、

私はその人から

離れた。

 

・・・・・・

 

人生とは

自力で進むものだ。

 

しかし、

自力で進むために

どうしても

サポートが必要になる

ときがある。

 

「自力で進む

ためのサポート」

 

私は

これしかしないと

決めている。

 

これしかしない

のが、

コーチであると

思っている。

 

その人との

約束であると

思っている。

 

つづく

 

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