雲の上に出た自分は

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雲の上に

出たことはある?

 

飛行機に乗って

でもいいし、

山に登って

でもいい。

 

雲が自分よりも

下にある光景。

 

雲の上に

空が広がっている

光景。

 

それをナマで

見たことはあるかな?

 

もしあれば、

その時の光景を

しっかりと

思い出してほしい。

 

そして、

その場面の中に

入り込み、

もう一度

その場面を体験

してみてほしい。

 

じっくり

ゆっくりと。

 

・・・・・・

 

その場面にいる

あなたの心は

どうだろうか?

 

気分が

高ぶる感じか?

それとも逆に

どんどん落ち着いて

心が静かに

なっていくだろうか?

 

今いるその場面、

その場所は、

普段の自分とは

かけ離れた

非日常の場であると

感じるだろうか?

それとも、

こここそが

自分の本来の場所だと

感じるだろうか?

 

・・・・・・

 

雲の上にいる

その場所が、

 

もし自分自身の

「本来の場所」であり、

かつ、

「心が静かになる場所」

であるならば、

 

あなたは

太陽に向かって

飛ぶとよい。

 

太陽とは、

あなた自身の

願いだ。

 

一生変わらずに

一生追い求め続ける

願いだ。

 

そこに向かい

もっともっと

加速するといい。

 

もしその場所が

自分にとっては

「非日常の場所」であり、

かつ

「ちょっと落ち着かない」

とか

「気分が高ぶって

しょうがない」

場合は、

 

あなたは、

大地を踏みしめる

とよい。

 

足元をもっと

しっかりと見て、

ちゃんと立っている

安心感を

自分に与えることだ。

 

現実的に言えば、

日々の生活の

安定を、

しっかりと創り出すこと。

 

人は

安定があってこそ

自由になれる。

 

前者のタイプは、

飛ぶことそのもので

安定を得られる人だ。

 

後者のタイプは、

地に足をつけることで

安定を得られる。

 

どちらが

良い悪い

ではない。

 

どちらも

その人にとっては

最善のことだ。

 

・・・・・・

 

この方法を

行なう場合に、

一つだけ注意点。

 

それは、

実際に雲の上に出た

という「体験」を

一度でもしたことのある人にしか、

この方法は機能しない

ということだ。

 

その過去の体験の

場面を思い出しながら

やるところに

意味がある。

 

単なるイメージでは

正確な「感覚」は

得られないので

ご注意を。

 

つづく

 

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