中学3年の卒業式。

 

私は担任の先生から

『信』

という一文字を筆で書いた

色紙をいただきました。

 

「君のこれからの人生は、

君が人をどれだけ

信じるか?によって

決まるだろう」

 

と、その先生は

言われました。

 

私は恐らく、

中学時代においては

その時初めて、人前で

泣いたのかもしれません。

 

その「信」の一文字は

ずっと

私の胸の内に

在り続けています。

 

と同時に、

人を育成するお仕事

というのは

なんて素晴らしいのだろう、

その時私は強く

実感したのです。

 

私事で恐縮ですが、

昨日、5月1日に

私は一つの法人を

立ち上げました。

 

法人名は

まんま、です。

 

『株式会社真本音』

 

超ド直球の屋号と

させていただきました。

 

約15、6年前に

初めて「真本音」と出会って以来、

ずっと

真本音、真本音、・・・

と言い続けてまいりました。

 

そろそろ

屋号にしても

バチは当たらないだろう

ということもあるし、

何よりも、

真本音という言葉だけでも

多くの人達に

届けたいとの想いからです。

 

中学の担任の先生が

私に「信」の文字を

贈ってくださったのは、

私の中に「不信」を

見出したからでしょう。

 

確かに私は

「不信」の塊でした。

 

人間不信、です。

 

人間が怖くて

しょうがなかった。

 

でもそれを

自分自身でずっと

隠し通してきました。

自分に対して。

 

私の人生は

「信」と「不信」の

戦いのようでした。

 

その中で、

随分自分自身と

向き合い続けたな、と

思います。

 

そして多くの人達と

向き合い続けて

まいりました。

 

人間の汚い部分、

弱い部分、

絶望的な部分、

どうしようもないところ、

愚か過ぎるところ、

悲し過ぎるところ、

・・・

 

本当に見たくないものと

随分と

向き合い続けて

まいりました。

 

本当にこれは

大袈裟な表現では

ないのですが、

あまりに多くのストレスや

悲しみを受け過ぎて、

自分自身の命を

失いかけたことは

数え切れません。

 

なんで他人のストレスで

この俺が

死ななきゃならんのだ!

と恨みながら

自分の命が

尽きそうになるのを

どうしようもなく

感じた瞬間は、

何度味わっても

それはもう

大変なものでした。

 

恐らく、

これからもそういった目には

数え切れないくらいに

遭遇するでしょう。

 

でも、

それだけの目に遭いながらも、

今はようやく

胸を張って

100%の淀みなく、

宣言することが

できるのです。

 

私は、

「人間」を

信じることができる、

と。

 

「人の可能性」を

信じることができる、

と。

 

私は

目の前のその人が

知るよりももっと深く、

その人の愚かさを

知ることができます。

 

そして、

目の前のその人が

知るよりももっと深く、

その人の可能性を

知ることができます。

 

その両方を

感じ取れる自分に

なれたことを

本当に感謝します。

 

・・・・・・

 

以下については改めて

詳しく書かせていただくことに

なると思いますが、

私達の意識の次元として、

 

『8次元』

 

という次元があります。

 

人は8次元の意識を

思い出すと、

「すべては一つである」

ということ、

そして、

「すべては私自身である」

ということを

理屈ではなく

実感として、感覚として

理解できるように

なります。

 

本当にそれは

理屈ではなく、

例えば、あらゆる物が

上から下に落ちるのと

同じような摂理として、

当たり前のこととして

受け止めることが

できるようになります。

 

かと言って人は

8次元の意識を

思い出しても、

4次元の意識も

持っています。

 

高次元から低次元まで

すべての意識を

同時に持ち続けるのが

私達人間です。

 

「自分だけが良ければいい」

という4次元と、

「すべては私である」

という8次元。

 

それが同時に

心の中に存在

するようになります。

たとえ、

8次元を思い出したと

しても。

 

だからこそ、

私達は

人間にしか創れない世界を

創り出すことが

できるのです。

 

私の人生の目標は、

すべての人が

8次元の意識を

思い出すこと。

 

そして、

4次元から8次元まで

すべての次元を

大切にできる世の中を

創り出すこと、

です。

 

そのための

一つの基点として、

・・・というよりも、

一つの「祈り」として、

株式会社真本音を

スタートさせて

いただきます。

 

今後ともどうぞ、

よろしくお願い申し上げます。

 

つづく