「ここにしかないもの」
が、
ここにある。
この3次元の世界
における
存在とは、
すべてが
そういったものだ。
例えば「時間」は
すべて
分離されている。
「今」という
この時間は、
すべて分離され
「ここ」にある。
それが
積み重なっている。
だから、
0.1秒前の「自分」と
今の「自分」と
0.1秒後の「自分」も
本当はすべて
分離されている、
それぞれが
別個の存在だ。
ただ私達の
顕在意識では、
同じ存在が連続して
存在している
ように
感じられる、だけだ。
すべては
分離され、
すべては
今ここ
にしかない。
分離された存在
の
集積。
それが
この世界だ。
なぜ、こんなにも
「分離」をするのだ?
ここまで
徹底的に。
それは、
ここまで徹底的に
分離をしなければ
得られないもの
があるからだ。
分離の極致
まで行って初めて
手に入れられる
ものがある。
「分離」された
私達は
もともとの
「一つ」
に戻ろうとする。
分離の極致から
「一つ」への道は
永遠とも言える
長い道のりだ。
しかし
それをする。
「分離から一つへ」
向かうにあたり
発生する
エネルギーがある。
それを
「愛」と呼ぶ。
私達が得たいのは
これだ。
分離をしなければ
決して得られない
のが、
これだ。
私達は
「一つ」に戻ろうと
する存在だ。
愛というエネルギー
を発生させながら
「一つ」に戻る
ことで、
同じ「一つ」でも
これまでとは
次元の異なる「一つ」
になれる。
それを
進化と言う。
つまり私達は
愛のエネルギーを
発生させることで
進化する。
その
宿命、とも言える
意志と力と行動を
本能と言う。
私達はもっと
本能に素直に
生きた方がいい。
つづく