1歳児が100kgのバーベルを持ち上げるよりも・・

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一つの「次元」を上がるということは

とてつもなく大変なことです。

 

どれくらい大変か?

という喩えがまたかなり

難しいのですが、

あえて喩えてみましょう。

 

例えば、

まだヨチヨチ歩きの1歳の子に、

100kgのバーベルを持ち上げなさい、

という方が、

100倍も楽なのです。

 

なぜなら少なくとも、

その1歳の子には

持ち上げるべきバーベルが

見えているからです。

 

例えばさらに難易度を上げて、

1歳の子に

バーベルというものをまったく見せずに、

バーペルの説明をして、

100kgという重さの説明をして、

さらに、

そこにバーベルが存在しないにも関わらず、

さぁ今、100kgのバーベルを持ち上げなさい、

と今ここで

強要したとします。

 

その状態でそこに存在しない

バーベルを持ち上げることよりも、

次元を上がるということは

さらに何倍も難しいことでしょう。

 

なぜなら、

今の次元でない一つ上の次元については

まったく何もわからないからです。

 

その存在があることすら

わかりません。

 

無、

と同じです。

 

無を理解したり、

無を実践しようと思っても、

それは無理な話です。

 

しかし確かに「次のワンランク上の次元」は

そこに存在し、

そこを登ることができて初めて、

次元を上がれたことを

私達は認識します。

 

そしてこれまでの自分が

一つ下の次元にいたことを

知るのです。

 

上の次元に行けば、

下の次元は見えるようになります。

 

しかし、

下から上は

無、と同じ。

 

まったくわかりません。

 

まったくわからないので、

努力のしようもありません。

 

逆に言えば、

次元を高めようと努力すると、

ただの「膨張」が始まってしまいます。

 

「次元を高めるために頑張るのだ」

とやれば、

それらはすべて自己満足となり、

次元はむしろ下がっていくのです。

 

しかし私達人間は

誰もが皆、

自らの次元を高めることを

本能的に望んでいます。

それが、

進化だからです。

 

次元を高めようとすればするほど

次元が高まらないのであれば、

じゃあ一体、私達はどうすればよいのか?

 

次元を高める最善最速の方法は

自らの真本音で生きることです。

 

真本音度合いを高める

ことです。

 

私が普段、

次元の話を一切せずに、

真本音の話ばかりをしている理由は

そこにあります。

 

じゃあこのブログでも

次元の話は必要ないではないか、

ということになりますが、

実は、そうもいかないのです。

 

「次元」という存在と意味を

顕在意識レベルで知ることをしなければ、

私達が今望む進化スピードは

出せないということが

わかったからです。

 

一つの次元を上がるのは

本当に大変です。

 

一つ一つの次元のギャップは

それこそ宇宙と同じくらいに無限に

あるのかも知れません。

 

しかしこの次元という

一種の「仕組み」を

私達は知識として知らねばなりません。

 

そのためにも、

この3次元世界の表現で

高い次元のことを表現しなければ

なりません。

 

恐らく次回から私は

あらゆる角度から、

「次元」について語ることになると思います。

 

しかも、

あまりにも当たり前の表現を使って、

まるで次元を高めることが

普通の成長であるかの言い回しで

語ることになると思います。

そうしないと、

顕在意識レベルでの理解が

できないからです。

 

ですが、

どのような私の説明をご覧いただいても、

ぜひ、次のことは

覚えておいていただきたいのです。

 

今、自分がいる場所よりも高い次元のことを

本当の意味で私達が理解することは

不可能である、と。

 

そして、

たった一つの次元を上がること自体も

まるで別宇宙に行くかのような

難易度の高いことである、と。

 

それをおわかりいただいた上で、

短絡的表現としての

次元のお話を、

あくまでも知識として

インプットしてください。

 

つづく

 

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