下を向くときもあるだろ

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常に
上を向いて
生きることができれば、

それほど
良いことはない。

しかし
真剣に生きれば
生きるほど、

下を向きたくなる
時はあるよね。

そんな時は
下を向けば
いい。

どうせなら
徹底的に。

私もね、
下を下を、と
向いてきたよ。

とことん
俯き続けた
と言ってもいい。

だから
本当の
下の下が
どうなっているかを
知ることができた。

そして
上を向く
ということの
本質も知れた。

上だけが
いい。
下はダメ。

・・・そもそも
それこそ
偏屈というものだ。

どっちも
あるのが
人間。

どっちも
しっかり
向こう。

と言っても
意図的にできるもんじゃ
ないけどね。

そんな余裕は
ない。

いや、でもむしろ、
余裕などない方が
いい。

余裕がある
ということは
自分の範疇から
出ていない
ということ。

余裕なくなるのが
人生。

それこそが
生きている
ということ。

生きる、とは
下も向く。
上も向く。

どっちも味わう
ということだ。

逃げたいなら
逃げればいい。
その代わり、
徹底的に。

そうして初めて
逃げない、
というのがどういうことか、

よくわかるように
なる。

それをして
初めて、
いつ逃げても
いいか、
いつ逃げては
ならないか、

わかるようになる。

どんどん
経験すれば
いい。

ただし、
経験に縛られず、
いい気にならず、

それよりも
経験を経た
新たな自分として、

上も下も
両方大切にしながら
進もうよ。

つづく

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