生まれた時から揺るがない

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セルフコーチング力を

高めていくと、

生まれた瞬間の

感覚すら

思い出すことが

できる。

 

その瞬間、

私達は

ありとあらゆる

感情の中に

いる。

 

その感情たちを

抑えることが

できずに、

全身で泣き叫びながら、

私達は

人生を始める。

 

まだ

生まれた直後には、

自分と他人の

区別すら

ついていない。

 

しかし、

母親から

離れるという

喪失感の中で、

私達は

不安の極致に

至る。

 

と同時に、

その状態にある

自分自身を

ただただ

静かに見つめる

自分が

「自分として」

発動する。

 

それが

真本音だ。

 

すべてと

つながり、

すべてと

「一つ」である

私達の意識と、

 

その一方で

「自分として」の

意識。

 

その境目に

あるのが

真本音だ。

 

だから

真本音の発想とは、

 

すべてのために、

そして

自分自身のために、

 

何をすることが

最善であるか?

 

というものと

なる。

 

そこに

一切の揺らぎは

なく、

 

その

揺るぎなさは

一生続く。

 

・・・・・・

 

真本音は常に、

自分自身に

語りかけ続ける。

 

すべてのために、

そして

自分自身のために、

今、

何をすべきか?

を。

 

その語りかけに

真摯に

耳を傾けること

こそが、

 

人生を生きる上で

なくてはならないもの

であると

私は思う。

 

真本音の願い

は、

人類の願いであり、

自分自身の

願いだ。

 

私達すべての人には

役割があり、

真本音に素直に

生きることで、

自然にその役割と

出会い、

全うし、

幸せに至る。

 

そしてそれが

そっくりそのまま

人類全体が

望んでいることに

直結する。

 

だから

当たり前のように

すべてが

調和していく。

 

何も

特別なこと

ではないし、

特別な

力が必要な

わけでもない。

 

すべての人が

そうなのだ。

人間である

限りは。

 

・・・・・・

 

私は

自らの真本音に

気づく(思い出す)

ことにより、

人生が劇的に

変わったが、

 

人生を劇的に

変えようなどとは

思っていなかった。

 

ただ、

一日一日、

真本音に素直に

行動しただけだ。

 

その一歩一歩は

とても小さいもの。

 

時には

大きなものも

あったが、

それも自然に

大きく、できた。

 

気がつけば、

何もかもが

変わっていた。

 

別に

変わることが

正しいとも

思わない。

 

成長しなければ

ならない、

と思う必要すら

ない。

極端に

言えば。

 

ただ、

真摯に

自分と向き合うこと。

 

生まれた瞬間から

発動しているはずの

自らの真本音に

耳を傾けること。

 

そして、

そのメッセージに

素直に

次の一歩を

進むこと。

 

たった

これだけの

ことなのだ。

すべきことは。

 

すべての人が

このシンプルな

生き方ができるように

サポートするのが

私の役割であるし、

「コーチ」の

役割だ。

 

こういった「コーチ」を

増やすのも

私の役割だ。

 

人が人として、

シンプルに

生きることのできる、

そんな世の中に

なればいい。

 

本来の人として

生きる世の中に。

 

これが私の

宿願である。

 

つづく

 

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