手放すのは面白い

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ある一つの物事を

考えている時、

 

特に

迷ったり悩んだり

している時、

 

私は心の中から

浮き上がってくる

あらゆる

 

「こうしたら

良いのではないか」

 

という発想を、

次々と

手放すことを

する。

 

「これはなかなか

良い発想だな」

 

と思っても、

思いついた瞬間に

手放している。

 

それをしていると、

ある瞬間から

まるでダムが

決壊したかのように、

 

心の奥底から

発想の波が

溢れるようになる。

 

しかし、

それすらも

一つ一つすべて

手放し続ける。

 

なぜそんなことを

するかと言うと、

 

これだけ徹底的に

発想を手放すと、

 

それでも最後に

一つだけ

必ず残る

発想があるからだ。

 

それは、

手放そうと思っても

手放せない。

 

いや、

正確に言えば、

手放そうと思う前に

もう、

 

「あっ、これが答えだ」

 

と、

まるで「思い出す」かの

ように

わかるからだ。

 

そこに

迷いとか、

決めるための覚悟とか、

何もない。

 

ただ、

 

「あぁこれが答え

だったな」

 

と、

まるで宇宙の真理に

たどり着いたかのような

確信と安堵感が

ある。

 

ちょっと

大袈裟な表現かも

しれないが。

 

そして私は

その答えの通りに

動くのだ。

 

これをすれば、

人生において

後悔する

ということは

完全になくなる。

 

その答えの通りに

動いたからと

言って、

自分の意図した通りの

結果が出るとは

限らない。

 

しかし間違いなく、

道は

できる。

 

そして

間違いなく、

願いも祈りも

実現する。

結果的には。

 

だから私は

いつも思う。

 

「手放す」力が

必要だと。

 

極端に言えば、

「手放す」ことが

できないが故に、

皆、

止まってしまうのでは

ないか、とも

思う。

 

手放すのは、

つらいかな?

 

手放すのは、

もったいない気が

するかな?

 

いや。

 

手放すからこそ

手に入るものが

ある。

 

いや。

 

そういうもの

ばかりだ。

 

だからあえて

言うんだけど、

 

手放さないと

もったいないよ。

 

つづく

 

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