苦しめすぎではないか

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力を

抜いてみる。

 

呼吸にのみ

意識を

向けてみる。

 

自分の

存在のみに

なってみる。

 

すると

逆に、

自分には

いかに

「余分なもの」

たくさん

へばりついているか?

わかってくる。

 

その多くは、

自分の心

というよりも、

 

人から

受け取った

もの達だ。

 

自分への

蔑み。

 

人への

妬み。

 

悲しみ。

 

憤り。

 

そして、

絶望。

 

最近は

特にこういったものが

多い。

 

みんな、

苦しみの中で

生きている。

 

しかし

驚くほどに、

その苦しみに

 

本人が

気づいていない。

 

まずは

自分が苦しんで

いることを

知ることが

健康への

第一歩だ。

 

実は今、

あなたには

40度の熱が

あるんですよ。

 

と、

わざわざ

教えなければ

ならない。

 

当然だが、

苦しんでいることを

教えることは

とても辛い。

 

教えれば

大概、

その後は自覚

できるように

なるのだが、

 

今度は

その

「フタをしていた

苦しみ」

立ち向かわなければ

ならない。

 

だから

表面的には

さらに

苦しくなる。

 

でも、

自分が40度の熱を

発していることを

知らないままに、

 

自分が健康だと

思い込みながら

日々を過ごす

よりは

マシなのだ。

 

だって、

40度の熱を

出しながら、

毎日

フルマラソンに

出場しているような

人は多いから。

 

どうして

そんなに苦しみ

ながら

走らなければ

ならないの?

 

単純に

訊きたくなる。

 

40度の熱を出しても

フルマラソンに

出場することこそが

自分の成長であり、

 

人生の目的に

向かうことだ、

 

みんな、

思い込んでいる

ように

私には見える。

 

言っておくが

人生とは、

 

そんなに

辛いものでは

ない。

 

辛くしているのは

自分自身

だろうが。

 

その辛さは

必要の

ないものだ。

 

もっと

健全に

進まないか?

 

そのためには、

日々の

健康管理が

大事だ。

 

自分が

辛い

と感じていることを

ちゃんと自分が

把握して、

 

適切に

対処する。

 

そうすれば、

そんなに

辛いことは

起きないし、

 

そんなに

孤独にも

ならない。

 

あなたは

絶望的では

ない。

 

絶望に

陥っているのは、

あなた

自身だ。

 

ということを

ちゃんと

伝えたいね。

 

まずは

平熱に

戻ることだ。

 

自分を

平常に

戻すことだ。

 

そうすれば

道は

ちゃんと

観えてくる。

 

つづく

 

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