対処法は、ないんだ

LINEで送る
Pocket

 

うーむ。

 

脱皮が

始まるな。

 

そこかしこに

脱皮の

空気感が

漂っている。

 

人もそう。

 

組織も

そう。

 

脱皮前の

今のこの時期を

いかに過ごすか?

とてつもなく

大事だ。

 

・・・・・・

 

脱皮の直前は

極めて

不安定になる。

 

しかも

その不安定さは

耐えられる

ものではない。

 

足元から

地面が

崩れ落ちる

かのよう。

 

すべてに対して、

不安になる。

 

恐怖は湧くし、

苛立ちも

高まるし、

 

悲しくもなる。

 

そして、

絶望感。

 

何をどうしても

結局は

何も上手くいかない

のではないか、

 

という心に

常に

苛まれる。

 

これまで

がんばって

続けてきたことにも

意義が

見出せなくなる。

 

すべてを

ストップ

させたくなる。

 

すべてを

投げ出したく

なる。

 

すべてから

逃げ出したく

なる。

 

これが

脱皮前の

兆候だ。

 

大きな脱皮で

あればあるほど、

この傾向は

強くなる。

 

そして中には

本当に

逃げ出して

しまう人も

いる。

 

・・・・・・

 

対処法は、

 

・・・ない。

 

今は

じっと

耐えるしか

ない。

 

もちろん

逃げても

いけない。

 

脱皮とは

古い皮を

脱ぎ捨てること。

 

それは

当の本人から

してみれば、

 

自分のすべてを

脱ぎ捨てるに

等しい感覚だ。

 

だからこそ

不安定に

なるのだが、

 

ここは

耐えるしか

ない。

 

じっと

一つ一つの

不安定な

心を

見つめるのだ。

 

丁寧に。

 

本当は

見つめるような

余裕はないと

思う。

 

しかし

それでも

「ちゃんとここで

脱皮するために」

という

目的を意識しながら、

 

できるだけ

客観的に

見つめるのだ。

 

ここを

じっと耐えれば、

 

ある瞬間に

突然、

その時は

やって来る。

 

・・・・・・

 

物事の

決断をするのも

今は

やめておこう。

 

すべては

脱皮後に

すればいい。

 

今は、

日々、粛々と

自分の

すべきことを

すべき通りに

 

一つ一つ

今できる最大の

力で

やっていこう。

 

ここを越えることが

できれば

本当に

強くなる。

 

人も

組織も

同じ。

 

脱皮の経験こそが

人を

組織を

強くするんだ。

 

つづく

 

コメントを残す

*