ツルンとした中心核が

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自分の
中心核に

変化の兆しが
ないか?

まるで太陽の
黒点のように、

ちょっとした
歪みのような。

一見すると
それは小さくとも
とても不安定な
感じなので、

不安になるかも
しれない。

しかしそれは
とても大事な
歪み。

その歪みが
あるからこそ、
まるでそこから
皮が剥がれ、

それは
葡萄のように、

中から
ツルンと
新たな核が
生まれるだろう。

その
生まれたて
ホヤホヤの核は

不慣れな
うちは、
とても敏感で、

この世に
生まれたての
赤ちゃんや幼児が
一つ一つの現実に
過剰反応するように、

感情豊かに

恐ろしいほどの
生きる実感を
与えてくれるだろう。

しかしそれも
じきに慣れる。

その敏感さは
そのまま
感受性の豊かさ
となる。

そして
様々な未来が
観えてくる。

この未来は
好き!
この未来は
嫌い!

と、
未来に対しても
敏感になり、

自ずと
自らの進むべき道が
わかってくる。

敏感なことは
悪くない。

むしろ私達は
鈍感に
なり過ぎたのだ。

敏感なことは
悪くない。

一つ一つの
体験を、

未来への
一歩一歩を

もっと
味わおうでは
ないか。

つづく

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