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自己犠牲は

決して

美しいとは

思いません。

 

でも、

 

どのような時にも、

誠実に

人と向き合い、

自分がどのような

状態であっても、

ただ、

目の前の人に

すべてのパワーを

注いでいく。

 

そんな潔さを

私は

美しいな、と

思います。

 

一日を終え、

すべてのパワーを

使い切り、

ボロボロの状態で

倒れ込むその姿は、

決して格好いいものでは

ないけれど、

 

でもその生き方に

私は

美しさを感じます。

 

自己犠牲では

ここまでのことは

できません。

 

自己犠牲とは

自己満足だから。

 

人は、

どこかで自分自身の

ことを

とてもよく

わかっています。

 

自分が本当に

潔く生きているか、

そうではないか。

 

潔く生きている人は

自分自身を

毅然と見つめることが

できます。

 

人を毅然と

見つめることが

できます。

 

そして、人を

毅然と助ける

ことができます。

 

人を助ける、とは

本来

自己犠牲ではなく、

 

自分自身をも

助けることに

なります。

 

人に対する

救いの手は、

自分自身に対する

救いの手でも

あるのです。

 

だから、

救う時は

全力で救う。

 

救ってはならない時は

決して

救わない。

 

その判断を

毅然と下すその

生き方が、

私は美しいと

思います。

 

やはり、・・・

 

人は美しく

あってほしいと、

私は願います。

 

あなたの

ように、ね。

 

つづく

 

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