本当に人をサポートしたい?

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私はよく

「調和」

という言葉を使うが、

 

であるが故に

誤解も

多いようだ。

 

調和とは、

上手く進むこと、

もしくは

物事を上手く進めること、

思われがちだ。

 

が、

実は

「上手く進めよう」と

思えば思うほど、

不調和が起きる

というのが

現実だ。

 

ある企業の

管理職のAさん。

 

Aさんは管理職として

あらゆることを

「上手く進めよう」

とされていた。

 

ある意味

それが彼の

理念とも

言えた。

 

しかしAさんのもとでは

問題ばかりが

日々、起こっていた。

 

上手く進めたいのに、

なぜ、

問題ばかりが

起こるのだ?

という

Aさんの悩み。

 

次々に新たな問題が

起こり、

その対処のための

時間ばかりが

過ぎていく。

 

生産性は

極度に低く、

当然

実績も上がらない。

 

私はこんなに

頑張っているのに。

 

なぜ

こんなにも

部下達は

非協力的なんだ?

 

という

Aさんの悩み。

 

「あなたのその

上手く進めようという

在り方が

すべての元凶です」

 

私ははっきりと

Aさんに伝えなければ

ならなかったのだが、

こういったことは

本当によくある

ことだ。

 

・・・・・・

 

「調和」「調和」と

言いながらも、

本当のことを言えば、

私は普段、

「調和」のことなど

これっぽっちも

考えていない。

 

私が考えているのは

ただ一つ。

 

今ここで

何をするか?

 

である。

 

そしてそれに

集中すると

決まって、

 

「これはどう見ても

波乱しか

起らないだろう」

 

と思われる行動を

私は取ろうと

してしまう。

 

私の顕在意識は

私も人間なので、

その「波乱」を

恐れる。

 

「いやいやいや、

そんなこと

したくないよー!」

いつも心の中で

叫ぶことになる。

 

しかし

私の真本音が

それを望んでいるので

あれば、

やはり私は

真本音通りの行動を

選択する。

 

波乱は

起きてもいいや。

 

何が起きても

最後までしっかり

向き合いきるぞ。

 

私はいつも

覚悟を決める。

 

そして

何の淀みもなく

その行動を

私は取る。

 

すると、

びっくりするくらいに

すべてが

「調和」する。

 

実はこれは

ほとんど毎日の

ことである。

 

しかし、

毎日これを体験

しても、

慣れることがない。

 

常に私は

「波乱」の恐れを

抱いている。

 

しかし

それは単なる

恐れに過ぎず、

私は私の真本音の

通りに動く。

 

毎日、

ヒリヒリする。

 

これがある意味、

「コーチ」の

仕事である。

 

・・・・・・

 

「コーチ」は

サポート役である。

 

しかしよく、

 

「私はリーダーに

向いていないから、

サポート役に

徹します」

 

という声を聴く。

 

正直言って、

サポート役というのは、

そんなに

生易しいものではない。

 

サポート役

だからこそ、

その人の人生の

生き方がそのまま

ダイレクトに

サポートの仕方に

反映される。

 

曖昧な生き方を

している人は

曖昧なサポートに

終始する。

 

すると

サポートを受ける側

にとってみたら

たまったものではない。

 

サポート役とは、

本当の意味で

自分自身を

リードできる人、

つまりは

「自分自身のリーダー」

となれる人でないと

難しい。

 

・・・・・・

 

「サポート役」

人生の目的と

している人がいる。

 

その人へ、

私は今こそ

メッセージしたい。

 

まずは、

自分の中の

その意志に

気づいてほしい。

 

あなたにしか

できない

「サポート」が

ある。

 

それを見つけ出し、

それを発揮する、

という

人生の道に

入る勇気を

持ってほしい。

 

もう始める時だ。

 

私は思う。

 

つづく

 

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