節目となる一日だった

LINEで送る
Pocket

 

24歳の時、

あるカリスマ経営者から

「お前には人生の目的がない」

と言われた。

 

当時の私は

私なりに目的は持っていた

つもりだった。

 

それは

「人生の終わりに、

あぁ、いい人生だった、と

満足できること」

というものだった。

 

しかしそれをその社長に

伝えたところ、

一笑に付された。

 

「そんなのは

目的ではない」

と。

 

「目的とはもっと

具体的なものだ」

と。

 

私の人生の目的探しは

あの時から始まった

のかもしれない。

 

その後、私はすぐに

当時勤めていた会社を

辞めた。

 

そして一年間で資金を

貯め、

旅に出た。

 

一年半ほどの

バックパッカーだ。

当時はまだそんな言葉は

なかったと思うが。

 

そして帰ってきて、

人との出会いを経ながら、

今の仕事に出会った。

 

あの社長の一言から

もう27年が経った。

 

27年後の今、

私は人生の具体的な

目的を持っている。

 

今、気づいたのだが、

その目的は

今から27年後の達成を

目指したものだ。

 

今、ちょうど

中間地点にいるのだな。

 

・・・・・・

 

27年前の私が

「人生の終わりに、

あぁ、いい人生だった、と

満足できること」

と言いながらも

イメージしていたのは、

 

私自身が

一人で人生を終える

場面だった。

 

当時の私は、

 

私のことを

本当に理解してくれる人

など、

一人もいない。

それが人間というものだ。

 

と、完全に

思い込んでいた。

 

それが今は

どうだろう。

 

まだそんなに人数は

多くはないが、

私のことを真に

理解してくれる仲間が

今はいる。

 

死ぬときは

どうも私は賑やかに

死んでいくイメージばかりが

出てくる。(笑)

 

そこに悲しみななく、

最期まで

充実感に溢れている。

 

そんなイメージ、

・・・というよりも「実在」が

私の中にある。

 

今日という一日は

そこに大きく近づく

大事な一歩となった。

 

気がつけば、

7月末。

 

意図したわけではないが、

いつも大きな節目が

7月と8月の合間に来る。

 

私はまた

変わる。

 

仲間と共に。

 

世の中への影響の仕方も

ここから一気に

変えていきたい。

 

つづく

 

コメントを残す

*