夏なのに
雪が降る。
普通では
決して
見られない
コントラスト。
灼熱の中
の雪。
熱い日差し
に光る。
それでも
雪は
すぐには解けず、
積もり続ける。
灼熱の雪原
に
足跡を刻む。
雪による
反射熱で
さらに暑い、
熱い。
灼熱地獄
とは
このことか。
私の意識は
溶けて
なくなった。
・・・・・・
未来への
無謀な
歩み。
それを
目指すのは
当然、
私だけでは
ない。
なぜ、
今のこの
時代に
生まれてきたか?
ほとんどの
人達には
共通の願いや
目的が
ある。
それに
気づいた者から
歩み始める。
その
無謀な道を。
その道には、
これまで
別個に存在
していた
ものが、
同時に現れる。
立ち向かいよう
のない
絶望感が
当たり前の
道。
それでも
行く。
なぜなら
その方向に
しか
出口は
ないから。
・・・・・・
実はそこに
一般的な
「成長意欲」は
ない。
つまりは、
着実に一歩ずつ
自身の力を
高めていこう、
とする意欲。
そういった
ものは
通用しない。
それよりも、
ただ
ひたすらに
目的達成を
目指すのみ。
果てしなく
遠い
目的なのに。
だから
常に
絶望と焦燥
の
塊となる。
が、
そんなものに
構っている
暇もなく。
自分の力が
あるとか
ないとか
そんなことは
どうでも
いい。
・・・・・・
種は
ある。
たくさんの。
ずっと
蒔いてきた
のだ。
その多くは
芽を出さずに
消えていく
だろう。
それでも
いい。
たった一つ
でも
生き延びて
くれれば。
これからも
種は
蒔き続ける。
と
同時に、
芽生えた
希望を
伸ばし続ける。
希望とは
人だ。
人とは
希望だ。
つづく